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匠のブログ

歯医者さんが怖(こわ)い方へ:「しっかり・ゆっくり聞く」+「高い治療技術力」を大事にする歯医者さん

石橋デンタルクリニック大泉には、他の歯医者さんから転院されてこられる患者さまが多数いらっしゃいます。その理由としては、「「うちでは無理」と言われた」「「入れ歯が痛い」と言ったら「こんなもんだ」と怒られてしまい、それから先生や歯医者が怖くなった」といった内容が多いようです。

歯医者が入れ歯の治療をあきらめてしまったり怒ったりする理由

歯医者が「うちでは無理」と入れ歯の治療をあきらめてしまったり、患者さまの主張に対して怒ってしまう(イライラしてしまう)のは、大きく分けて2つ理由があります。

自分の治療技術を否定されたような気持ちになってしまうから

一つ目は、自分の治療技術を否定されたような気持ちになってしまうからです。

もちろんどの歯医者も、手を抜いて入れ歯を作っているわけでないと信じています。これまでの経験を知識をつかって、考えうるベストの入れ歯をつくったときに「痛い」「合わない」と言われてしまうと、少し悲しい気持ちになるのはわかります。

ただ、お口の中は本当に繊細で一人一人まったく違うので、これまで通りつくってもうまくいかないことは当たり前ですし、何より「患者さまが痛いと言っていたら、それは痛いはず。」という姿勢を失ってしまったら、歯医者はダメだと思っています。

歯医者の治療技術が高くないから

二つ目の理由は、少し辛辣な表現になってしまいますが、単純に治療技術が高くないからです。治療技術が高くないために、患者さまの主張に対して歯医者としてできることがなくなってしまい、その結果「うちでは無理」という判断になってしまうのだと思います。

一回の来院で100%治るのか複数回来院いただく必要があるのかは別として、入れ歯のデザイン、噛み合わせなど検討すべきことが必ずありますし、またちょっとした調整で改善することも多いです。

高い治療技術力=診断力+調整のバリエーション

ちなみに、入れ歯の治療技術について少し詳しくお伝えすると、「診断力」と「入れ歯の調整のバリエーション」の二つに分けられます。

診断力

例えば患者さまが「左下の奥歯が痛い」と言われた時に、もちろん左下の奥歯に問題があることも多いのですが、反対側の歯の高さが原因で痛みが出ている、といったこともよくあります。その場合どんなに左下の奥歯を調整しても、痛みがなくなることはありません。

このように、患者さまの不具合の原因を突き止める診断力が、まず必要になります。

ちなみに、石橋デンタルクリニック大泉に転院されてこられる患者さまから、「今までこんな治療はしたことなかった」「今まで聞いたことのないような原因を説明された」と、よく言われます。

これは石橋デンタルクリニック大泉としてもとてもうれしい言葉です。

入れ歯の調整のバリエーション

原因を診断できたあとに、その原因に対応できるように入れ歯を調整するのですが、この調整のバリエーション(手法)の豊富さも、重要な治療技術です。

安定していてなんでも噛めて、外れにくいながらも、締め付けが強すぎない、痛みがない、他の歯に負担をかけない、といったことを同時に全方位で解決する、豊富な経験と実績に基づいた、まさに「匠」の技術となります。

しっかり・ゆっくり聞く

石橋デンタルクリニック大泉では、高い治療技術はもちろんのこと、患者さまの主張を「しっかり・ゆっくり聞く」ことも、同じようにとても大事にしています。

先ほどもお伝えしましたが、どんなに自信のある入れ歯をつくっても「患者さまが痛いと言ったら痛いはず」という姿勢で治療にあたっています。

そのため、すべての患者さまに「気になったことは全部教えてください」とお伝えしています。歯医者に直接お知らせいただいてもいいですし、難しい場合はTC(トリートメントコーディネーター)の女性専門スタッフも常駐していますので、お気軽にお話ください。またうまく表現できない、という方は、メモでも大丈夫ですし、受付スタッフにお伝えになっても構いません。

どうしようもないこともまれにあります

もちろんすべての患者さまに全力で治療させていただくのは変わりませんが、まれにどうしようもないことがあります。

健康保険制度の問題

健康保険を使った治療でも手を抜くことは決してありませんが、保険治療で許されている素材や設計に制限があるため、保険治療での解決が難しい場合があります。例えば、部分入れ歯を支える「ツメ」の配置にも指定があるため、部分入れ歯の場所によってはツメが目立つこともあります。

その点、自費治療は制限がありませんので、そういったご要望の場合は、自費治療をご案内することもあります。

(参考記事:保険の入れ歯(義歯)と自費の入れ歯(義歯)は何がどう違う?つけたときの違和感、目立ちやすさなどが全然違います。

歯医者と患者さまとの信頼関係の問題

ごくごくまれに、歯医者から治療方針のご提案をする前に、ご自身で治療方針をお考えになっておられ、その通りに治療することを求められることがあります。

もちろんその治療方針が歯科医として採用できるものであれば何も問題ないのですが、明らかに改善する見込みがない場合や、悪化の可能性が高い治療方針だった場合は、それは歯科医として採用することができません。その場合はお互いの信頼関係の問題もありますし、治療をお断りせざるを得ない場合があります。

ただ繰り返しになりますが、痛みなどについては、なんのご心配もなく、安心してお知らせください。

とにかく絶対になんとかしたい

入れ歯は、安心して納得して使ってもらうことが目的です。お感じになっている課題はすべて解決したい、絶対になんとかしたい、と思っています。

「入れ歯はこんなもんだ」「入れ歯になった自分が悪いんだ」とあきらめたり、自分を責めたりすることなく、入れ歯での快適な生活を取り戻すお手伝いができればうれしく思います。

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  • この記事を書いた人
「入れ歯の匠」石橋 卓大

「入れ歯の匠」石橋 卓大

石橋デンタルクリニック大泉 院長

【略歴】
1996年 日本歯科大学新潟歯学部卒業
1998年 ブローネマルクシステムインプラント認定医
2000年 厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医
2010年 スウェーデン王立ウメオ大学にて研修
2012年 石橋デンタルクリニック大泉・歯科インプラントセンター設立
2013年 東北大学歯学博士課程 卒業(歯学博士号取得)

【経歴】
ブローネマルクインプラント認定医/公認インストラクター、厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医、東北大学大学院歯学研究科 口腔器官構造学分野所属、日本口腔インプラント学会、財団法人歯科医療研修振興財団(厚生労働省後援)プログラム責任者

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